ずっと読もうと思っていた本を先日、友達が持ってきてくださり、一気に読んでしまいました。
ソン ・ウォンピョン著 矢島暁子訳
『アーモンド』
本当に「涙が止まらない」



何とも言えないずっしりと重く、切なくでも愛情いっぱいで、人は愛があれば生きていける!と思いました。
ちょっと内容とは反れますが、
私は、本屋さんが好きなのですが、心に残ったシーンがあるので、
残しておきます。
残しておきます。
ばあちゃんの言葉を借りるなら、本屋は何千、何万という作家たちが、生きている人も死んだ人も一緒になって押し合いへし合いしている、すごく人口密度の高いところだ。でも本は静かだ。手に取って開くまでは、まるで死んでいるみたいに黙りこくっている。そして、開いた瞬間から話し始めるのだ。ゆっくりと、ちょうど僕が望む分だけ。
この著者の感性が好きです。韓国が好きなのかもしれません。
嵌りそうで、避けていた韓流に足を突っ込みたくなりました


